シェーグレン症候群とADHD長患い

はてなダイアリー時代からずっと書き続けた療養記録です。

ステロイド注射の事がちょっと分かり辛いので、
過去の治療歴を簡単に書いてからステロイド注射にいたったいきさつを書くことにする。

ステロイド注射までの治療歴
14年前に娘が心臓病で生まれてきて私に抗核抗体が出た事から膠原病科に通院を始めた。
何回か主治医がかわり、去年の暮れより現在の主治医に。
最初は膠原病疑いで通院していた。でも自覚症状は強い疲労感のみ。
8年ぐらい前にシェーグレン確定診断を受けて、6年ぐらい前から麦門冬湯を服用。
麦門冬湯は口腔乾燥、眼乾燥に効果を実感、思いがけず長患いの胃炎が治ってしまった。
胃炎もシェーグレンの胃液分泌の障害の症状だったのだろうという見解。
シェーグレン症候群という診断が降り、また乾燥症状はあるものの、
自覚症状はそんなに辛いものではなく、それよりも、強い疲労感に悩まされ続ける。
シェーグレンの血液&尿検査の結果を見ると、そんなに重篤なものではないので、
この疲労感は今までずっと軽視されつづける。
自分的にも、検査結果に異常が無いのなら、なまけ心やもともとのだらしない性格ゆえ
いつもゴロゴロしていたいのだろうと考え、気力で動いていたが年々その気力も続かなくなって来ていた。
それでも通院先の大学病院の主治医が転勤により入れ替わるたびに疲労感を訴えてきていたが、
去年の暮れに主治医になったT先生(ハート♪)が、慢性疲労症候群を疑い、
おなじ膠原病科にいらした慢性疲労症候群の専門医を紹介、慢性疲労症候群と確定診断。
膠原病科の慢性疲労症候群の専門医から漢方の主治医に通院を指示される。
春頃、漢方治療による治療効果が今ひとつなので、もうひとつの慢性疲労症候群の治療法である、
SSRIによる治療をするため、精神神経科の慢性疲労症候群の主治医に紹介され、パキシル開始。
副作用あるも、治したい一心なら我慢できる範囲だったので、続ける。
しかし、現在になっても目覚しい効果は無く、ここしばらくは副作用がかなりしんどくなってきたので、
(膝のガクガク、眼球の震え、手の震え、不眠、めまい感、吐き気)
精神神経科の医師の指示で減量を開始。

●私がうったステロイド注射とは??
私がうったステロイド注射は「リメタゾン」という静注用ステロイドホルモン剤で、
通常はリウマチによる痛みに使用する薬らしい。その場合はは2週間に一回静注。
慢性疲労症候群の患者の中にはステロイドが効果をあらわす場合があるそうで、
この注射を試してみる事にした。
私の場合どうするかは、これからこの薬を使っていくかも含めて次の診察時に相談予定。

●私の効果
疲労感の軽減、左ひじと左足の付け根の痛みの軽減、口腔乾燥&眼乾燥の軽減。
ガマ腫の腫れがひいた。
手足の異常な冷えがポカポカするほど温まる。

●私の副作用
心臓がちょっとバクバク。
不眠は、パキシルの不眠が残っているのでなんとも言えない。
気分の高揚感の副作用があるらしいけど、パキシルでハイになっているので区別が付かない。
他の副作用は今の所無し。