シェーグレン症候群とADHD長患い

はてなダイアリー時代からずっと書き続けた療養記録です。

義父はもう数ヶ月前からベッドで身体を動かす事も出来ない程衰弱し、
食事もスプンでなめるほども摂るのもやっとで、高カロリー輸液と輸血で生きている。
体は骨と皮ばかりだ。
目を開けるのも、息をするのすら苦しそうだ。しかし、文句も言わず(いや言えず)、
元来丈夫な義父は頑張ってくれている。
そんな義父は痛々しく、そしてそれを支える肉親である夫や義姉、そして義母も痛々しい。
病人本人や、それを支えている肉親達の心の痛みを支えるには、
私の体力はあまりにも心もとない。歯がゆくてツライ。
病気をしていて一番ツライと感じるのは、自分の痛みももちろんだけど、
こういう事が一番つらいのでは無いかと思う。
闘病中の人間だって、人生の中ではこういったもろもろも潜り抜けていかねばならない。
病人だからといって、神様は大目に見てくれたりしないのだ。
ツラくてふがいなくてお風呂の中でこっそり泣いた。涙が沢山出た。
ふと、「こんなに涙が出たら涙腺もまた働く気になって、ドライアイが良くなったりして・・・」
と思ったら、なんだか気持ちが切り替わってしまった。
私はもともと子供の時はこんなにネアカじゃなかったのに、病気をしてから何故かこんなにシブトくなった。