シェーグレン症候群とADHD長患い

はてなダイアリー時代からずっと書き続けた療養記録です。

今日は朝から夫が義父の病院に行き、夫は病院から会社に出社した。
私は昼までに病院に行き夫と交代し、夕方、会社を早めに切り上げて来た夫とまた交代した。
朝夫が病院に寄ったのは、この所義父は午前中のほうが調子が良くて目を開けている事も多いと看護婦さんから聞いたからだ。
今日は義父は昼間でも比較的いつもに比べれば気分が良さそうで、
目を開けている事も多くて話しかけると答えた。
姪が毎日広島から書いてよこす義父への手紙。この所寝てばかりいて封も切らなかったけれど、
今日は、3通も読めた。(私が義父に読んであげた)
文章を書く事が上手い姪の心のこもった手紙はとても楽しい。
義父は嬉しそうに微笑む。
私は小さな子供達に何年か読み聞かせをした事があるけど、
その時には相手に伝わるように丁寧に読む、という努力をしていた。
その時の経験がこんな時に役に立つとは夢にも思わなかった。
言葉ひとつひとつを丁寧に、伝わりやすく心を込めて読む練習をしていて良かった。
手紙を読み終わっても義父は目を開けているので、私は売店で新聞を買ってきて、
記事の中のうち明るく楽しい話題をかいつまんで話したり、また最近の楽しい出来事を話した。
ヤワラちゃんの結婚とか、卓球の愛ちゃんの活躍ぶりとか。義父はうんうん、と、聞いていた。
孫達の活躍ぶりも話した。やっぱり孫は一番の特効薬だ。
丁度娘が家にいる時刻だったので、病室の電話から家に電話をかけて、
娘と義父とお話出来た。声が殆ど出ないと思ったけれど、受話器を耳にあてると、「元気か?」と、声が出た。
孫達4人、受験の年の孫、就職が決まった孫、大学院で頑張っている孫、みんな生き生きと頑張ってる。義父はシアワセだ。
今日買ってきた毎日新聞の朝刊に、先日亡くなった本郷かまとさんの事について載っていて心に留まった。
かまとさんを支える家族の事。三女のしずえさんは、ご本人も79歳のご高齢の上病気を抱えながらも2日寝て2日起きるかまとさんに付き合ったと。
そうさせたのはかまとさんの明るく愛すべき人柄なのだそうだけれど、
その人柄が、その後、愛のある家族を育てて、家族を結び付けていたのだろう。
今ちょっとだけかまとさんのひ孫さんのホムペを覗いたのだけれど、
http://www5.ocn.ne.jp/~kug/
なんだかとても惹かれるものを感じてしまった。
時間を作ってこんどはゆっくり見に行こう。(今日はもうこんな時間だ物ね・・・汗)